概要
- Azure の各所市場分析を行う
- プロダクト推進のターゲットとして Azure でよいのか? の根拠を持つためにも。
Azure でよいのか? ゆるい市場調査
各所の考察
なぜ AWS は横ばいとなっているのか
- Azure 推しを強めるためのカウンタートピック
- AWS が横ばいなのは Azure が伸びているからである、という逆説的な考察にもなりうるかと。
- 詳しくは後述
Azure が成長/追い上げている?
Windows Server 2008 の EOS 施策
パートナー戦略
MS はこれまで Windows/Office 製品にて広範囲にパートナーを拡大していた。
いざ Azure を売ろうとする時に、抱えてるパートナー社の地盤が相当強い
良い意味での多勢に無勢
一方 Amazon は強いパートナーに絞り少数精鋭で展開する方向性、との文献もよく目にする。
その差が徐々に結果として表れているのでは、という以下参考文献による見解
AWSのパートナー戦略は強いパートナーに絞り、少数精鋭型の展開をしています。実際に足切りなども実施しています。一方でAzureはWindowsやOffice製品などの間接販売を長年培ってきた経験もあり、広範囲に手厚いパートナー支援をしています。私はこの差が大きいと思います。結果的に多勢に無勢でAzureのシェアが伸びてきており、今後もこの傾向が続くと予想しています。
一般企業(非コア市場)への浸透
- コア市場では先進的なクラウドサービスである AWS に着目し積極利用をしていた。
- 今後は先進的ではない非コア市場である一般企業によるクラウド利用が増えていく見込み。というより実際に増え始めていると。
- こういった企業では「クラウドでインフラを使う」よりも、「Windows/Office 等のアプリケーションをクラウドで使いたい」の思考なのではと。
- Azure は SaaS の性質で、これを求めるユーザにフィットしやすい、という文脈は個人的にはしっくりきます。
- となると、非コア市場のクラウドサービス浸透により Azure/Microsoft 365 がシェアを伸ばしていくのでは、という考え方も併せてしっくりくる。
サービスパフォーマンスの拮抗
Microsoft 365(inc: Office 365)/Windows 365 を抱える MS
後発に強い MS !?
- これまでなんかありましたっけ、と。
- 後発で MS が市場を席巻した分野/プロダクトなど。
パソコンOSの王者が Windows であり続ける限り、MS プロダクトを推進するという判断は妥当か。
- Windows/Office のコンビが向こう十数年、衰退することは考えにくいであろうと判断。
- Chromebook/Google Spreadsheet の組み合わせが猛追する未来はあるのか。。